ヨモギ
【ヨモギとは】
・ヨモギは、日本各地に自生し、ごく普通に人家近くでも見られるキク科の多年草で、地下茎を伸ばしてよく繁殖します。
・きわめて日本人には身近な存在で、若苗をゆでてヨモギ餅につきこんだ草餅、団子に混ぜたヨモギ団子の、あの独特の郷愁の香りを覚える人も多いことでしょう。
・昔からあながち迷信とはいえない、ヨモギは切り傷、下痢止め、食あたりなど外用・内服を問わず利用されて、日本人には身近な薬草でもあったからです。それ以外にも、夏よく茂った葉を刈り取り乾燥させ、臼でついて綿毛を集め、灸のもぐさとして利用されてきました。
・ヨモギの効果は日本だけでなく、ヨーロッパではリウマチや不妊に、漢方でも「がいよう」と称し、健胃・鎮痛剤に効果のある薬草として用いられてきました。
【ヨモギの効果・効能】
・ヨモギの葉に含有される成分には、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2、カルシウム、鉄、多糖類、リン、酵素などがあります。その中でも、特にビタミンAが含有量が多いのです。
・ヨモギの主な効用についてあげると、ビタミンAは活性酸素の害から身体を保護し、がんの予防が期待できるのです。
・また、シネオールやα-ツヨシは精油成分でありますが、独特の香りを楽しめるとともに冷え性、腰痛、胃腸を丈夫にする、体を温める、生理痛、リウマチ、気管支炎、喘息、整腸、貧血などに効果があります。さらに食欲も増進させます。
・そのほか、優れた止血作用も認められ、血管や細胞の老化防止の効果にも役立っています。
【ヨモギの摂取のポイント】
・感想葉は漢方薬として売られていますが、煎じて飲んだり、ヨモギ蒸し、薬湯にします。ヨモギ茶用の乾燥ヨモギ葉、ヨモギ粉末、エオモギエキスは健康食品店でも入手できます。
・日陰干し葉を煎じてハチミツを加えて飲むと、かんの虫に効能があるといわれ、ヨモギとショウガを同量煎じて飲むと、血便に効果があるといわれています。
・乾燥した葉を水から沸かして薬湯にすれば呼吸が楽になり、体が温まります。根を漬け込んだ日本酒は喘息防止になります。